第四試合
4、~exciting road~(20分1本勝負)
○世志琥(14分22秒、片エビ固め)下田美馬●
※ラリアット
【リポート】
今回、世志琥が対戦するのは、90年代の女子プロレスブームを作り上げたスター選手の一人・下田美馬。世志琥にとってはあまり対戦したことがないタイプだけに、どんな試合になるのか予想不可能ではあったが、大会前に行われた記者会見で状況は一変。下田は「私は全女魂なんて1回も思ったことがない」とこのカードを組んだ奈七永の意図を全否定。しかも会見の途中で退出し、それを追いかけた世志琥と乱闘騒ぎに……。まったく接点のなかった初シングルが一転して、刺激的なカードとなった。
開始早々、下田がネックブリーカードロップを連発。早速、タイガー・スープレックスの体勢に入るが、世志琥もコーナーに叩きつけて回避。顔面ウォッシュに繋げる。走り込んでの一発は下田もフロントキックで迎撃。すぐに世志琥も顔面ウォッシュでお返しする。すかさずコーナーに登る世志琥だったが、下田が場外に突き落としてトペ・スイシーダへ。今度は下田がイス攻撃。ラフファイトで試合をリードする。
世志琥もカウンターのショルダータックルでやり返すと、小刻みエルボー。下田もエルボーでやり返し胴締めスリーパーへ。脱出した世志琥はブーメラン式ラリアット。セントーンでカウント2。世志コブラ→逆片エビ固めで絞り上げる。エスケープされると突進する世志琥だったが、下田がロープを下げて世志琥が場外へと転落。
そのまま場外戦となり、南側客席で暴れまくった両者。世志琥が先に戻ってセカンドロープからのセントーンを投下。
これは下田がかわしてカカト落としへ。さらにグラウンド卍固めで絞り上げる。なんとか世志琥もブレイクすると、ネックハンギングボムからスライディングラリアットでお返し。そしてダメ押しのラリアットで世志琥が初シングル対決を制した。試合後、両者はノーコメント……。
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