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2025.06.15

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【6.17 新宿FACE大会「SEAdLINNNG~Early Summer Games 2025!~」記者会見】




 13日(金)シードリングが都内にて記者会見を開き、4日後に控える新宿FACE大会の全対戦カードを発表。
この日にデビュー戦を迎える練習生『せいな』のリングネームが発表され、BTSシングル王座を懸けて闘うVENYと真琴の調印式が行なわれた。

(南月たいよう代表と中島安里紗マネージャーにより、練習生せいなのリングネームが『望天(みそら)セレネ』と発表)

 南月「これからプロレスラーとして、いろんな夢や望みや希望が天に届くように。そして天を突き抜けてすべての夢が叶いますように。…という思いを込めさせてもらいました。
あとは『セレネ』っていうのが月の女神っていう意味なんですけれども、なぜセレネと付けたかは今後レスラーとして花開いた時に」
 セレネ「(初めてリングネームを知らされて驚きながら)その意味に込められた天まで届く願いをどんどん叶えていけるような選手になれるよう、頑張ります! よろしくお願い致します!」


〈第1試合 新人デビュー戦 15分1本勝負〉
コグマ(STARDOM)
vs
望天セレネ





 コグマ「シードリングの皆さん、こんにちは! スターダムのコグマです。
今回シードリングさんに出させて頂くんですけど、その理由が今からおよそ12年前、私のデビュー戦の相手がシードリング代表の南月さんでした。
私はその時に南月さんからメチャクチャ厳しく、でも温かく…そして楽しいプロレスをたくさん学ばせて頂きました。
その魂は私の中にもあるので、それを今回はシードリング・せいなさんデビュー戦に、私が精いっぱい込めさせて頂きます!
他団体の方のデビュー戦、すっごい緊張するんですけど…こんな格好で申し訳ないですけど、私はコグマなので!
コグマの部分も見せながらデビュー戦、務めさせて頂きます! よろしくお願いします!(ポーズを作って)クマ!!」(不在のため映像でコメント)

 セレネ「まずはコグマさん、自分のデビュー戦の相手を受けてくださりありがとうございます!
自分も今からとても緊張していますが、勢い・根性・気合い…!すべてをコグマさんにぶつけたいと思います! よろしくお願い致します!」

 ━━コグマについての印象は?
 セレネ「動画などで試合を見たことあるのですが、自分の世界観を持ってる方なので、自分もその勢いに負けずに自分の空気を作っていきたいと思います!」

 ━━コグマは勝ち負けとは違う世界観を持っているが、そこに乗るか拒否するか?
 セレネ「自分が目指してるのは“魂の女子プロレス”なので、そこに乗る気はありません!」

 ━━デビューまでの時間がほかの選手よりも長かったが、ようやく辿り着いた今の心境は?
 セレネ「すごく嬉しい気持ちと、日に日にデビュー戦が近づいてきて、とても緊張とあせりがすごいんですけど…今までやってきたことを信じて、頑張ります」


〈第3試合 タッグマッチ 20分1本勝負〉
花穂ノ利 & ウナギ・サヤカ
vs
紫雷美央 & 夏すみれ






 穂ノ利「紫雷美央さんと夏すみれさんは言葉に力があって、クセも存在感も強すぎるお2人です。
中途半端に立ち向かっていくと一瞬で飲み込まれると思います。だけど一緒に組むウナギさんも負けていません。
ウナギさんも存在感があって、クセもあって、言葉に力があります。
だけど私はその反対にクセもないし、言葉にするのがとても苦手です。でも言葉じゃなくてリングの上で真正面から立ち向かっていくのが私のスタイルです。
お2人のペースに巻き込まれないよう、逆にウナギさんと私たちのペースに巻き込んで…壊して、勝ちにいきたいと思います」

 ━━キャラクターの強い3人と比べて“ここだけは負けない”という部分は?
 穂ノ利「リング上では勢いだけは負けないかなと思います…!」

 ━━自身にクセはない?
 穂ノ利「え!? 私にクセってありますか、どこか?(笑)。自分じゃ気づけてないです…」
 南月「クセしかないじゃん!」
 穂ノ利「ホントですか? クセしかないですか!?(笑) じゃあ私のそのクセをリングで発揮できるよう頑張ります!」


〈セミファイナル シングルマッチ 20分1本勝負〉
光芽ミリア
vs
刀羅ナツコ(STARDOM)





 ミリア「2月からずっと大事なシングルが続いているんですけども、これは私への期待の表れだと思ってるので。
それに“一刻も早く応えたい”って気持ちでいっぱいだし、所属じゃない選手がメインっていうのもすごく悔しい。
だからホントに一刻も早く強くなって追いつきたい気持ちでいっぱいの中、『H.A.T.E.』のリーダーである刀羅ナツコとのシングルが決定しました。
吏奈と小波さんとシングルが続いてて勝てなくて、すごい悔しい思いをずっとしてきました。
なのに『H.A.T.E.』は“シードをぶっつぶす”とか言ってるわりに、なんの発信もしないし伝わってこない。
私だけが1人で動いてる状態がずっと続いている。メチャクチャホントに“負けたくない”って気持ちが今、爆発しそうなんですけど…それはリングの上でぶつけるし、ここで『H.A.T.E.』のリーダー・刀羅ナツコから勝てたら大きな1勝だと思うので。絶対に私が勝ちます!」

 ━━刀羅ナツコの印象は?
 ミリア「12月にシードリング(後楽園)のタイトルマッチで出てたんですけども、あのファイトスタイルもリング下から見てるのが悔しかったです。
“絶対倒したい”って気持ちだったので、こんなに早く来ると思わなかったので。私は倒す気満々です」

 ━━『H.A.T.E.』はセコンドの介入も考えられるが戦略などは?
 ミリア「過去2回もセコンドの介入があって今回もやられる覚悟ですけど、私はそんな凶器なんかに負けないし、自分の力で勝ちに行くのがシードのプロレスだと思うので。
私は自分の闘いで、自分の蹴りで、勝ちにいきたいと思っています」


〈メインイベント SEAdLINNNG BEYOND THE SEA Single Championship 30分1本勝負〉
【王者】VENY
vs
【挑戦者】真琴

※第11代王者3度目の防衛戦。挑戦者が勝利した場合、第12代王者となる。






(両者が調印書にサインを入れる)


 真琴「私はシードリングに参戦し始めて7年になります。ほとんどの大会の試合結果に私の名前が載っているはずです。
でも、シングルのこのベルトには1度も挑戦したことがありません。なぜなら私の中でシードリングっていうのはとても敷居の高い団体で、
“私なんかが挑戦していいベルトじゃない”って、ずっと思っていたからです。これが私の本音です。
でも、そんな気持ちはいったんどこかに置いておいて…! 私は私のために…私の欲望のためにそのベルトに挑戦します!
私はVENYさんと同じ高みへ登って同じ景色が見たいし、いろんなものを一緒に見下ろしたい。
私のファンだけじゃなくてプロレス界全体から見て“お似合いの2人だね”って言われるようになりたい。納得させたい。
そのためにはVENYさんから直接ベルトを引っぺがすのが確実だと思いました!
VENYさん、私…初めてなので優しくしてください」

 VENY「私と真琴さんはなんていうか7:3の比率っていうか…私が試合で怒って暴れ、その尻ぬぐいを真琴さんがするみたいな。
私はマイクが大嫌いなので、マイクをしない時は真琴さんがしゃべってくれるし…(苦笑)。そういう7:3の関係というのがあったからこそ、こうやってラスエゴが長く続いてるんだと思うんですけど。
やっぱり5と5に持っていったら、私たちのタッグってとんでもなく魅力的になると思うし、強さも出てくると思うし…。
だから今回のタイトルマッチではそれを私が引き出してあげたいなと思うし、初体験とか言ってますけど、刺激的で最高な…グチョグチョにしてあげたいなと思っております♪」

 ━━「同じ高みへ」と言っていたがVENYに対して劣等感、自分のほうが下だと感じている?
 真琴「そうですね、あまり言うべきことではないと思うんですけど、プロレスラーとしての格の差は確実にあると思います」
 VENY「う~ん…やっぱり“私が1番”と思ってリングに立ってるのって、それはレスラーみんなが持つべきものじゃないかなと私は思うので。
自分に自信がなかったのは私もそうだったので、よそに出ていろんな経験をした上で今があるので。
そうやって思うと“もっとガンガン来てほしいな”って。真琴さんだけじゃなくて、ほかにも思いますし。
この強さを持ってるのはホントに才能だけじゃなくて、努力もあって経験をしてきた上なので。もっと自分からガンガン…当日は私、ホントにごめんなさい。優しくなんてできないと思います。覚悟してきてください」
 真琴「初体験は痛いものだってわかってるので。そこは覚悟の上です」

 ━━真琴の挑戦表明以降、2人の関係がギクシャクしたりすることは特にない?
 VENY「ギクシャクとかはないかな。そこまで幼稚じゃないでしょう、私たち(笑)。
だけど背筋は伸びますよね。私ホントにタイトルマッチじゃなくても、どんな試合でも命かけてるし、おもしろいものを提供してお客さんにも…と思ってるけど、やっぱりこの一戦は普段よりは背筋が伸びる思いですね。
だからといってギクシャクとか嫌いとかはない…わかんないですけど」
 真琴「あの…ちょっと違うかもしれないんですけど、先週『鬼滅の刃・遊郭編』を劇場で見て、堕姫(だき)っていう鬼がいるんですけど、私はもうそれがVENYさんにしか見えなくなっちゃって…。
“どうやって倒そうか?”みたいな、真剣に私はそこからも学んでました」
 VENY「ぜひ首を斬ってください♪」
 真琴「前回、挑戦表明した時(※5.30新木場で涙のマイクアピール)…ホントにギリギリまでリングに上がるか悩みました。
それだけ私には度胸がいる行動で。ホントに自分を崖っぷちに今、追いやってるイメージです。やるしかない!…そんな感じですね」




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