SEAdLINNNG～8周年大会！～ 8月25日＝東京・後楽園ホール 観衆702人
| 第1試合 タッグマッチ30分1本勝負 | ||
| ⭕️松本浩代 |
13分31秒 |
水波綾 |
| 優宇 | 高瀬みゆき❌ | |
| 第2試合 ハイスピードマッチ～マスカラ・コントラ・エンマスカラーダ、敗者マスク剥ぎorマスク被りルール20分1本勝負 | ||
| ⭕️ラ・ピディータ |
7分5秒 |
関口翔❌ |
※今後、関口はSEAdLINNNGにおいてマスク着用となる。
| 第3試合 6人タッグマッチ30分1本勝負 | ||
| 下田美馬 |
19分55秒 |
桃野美桜 |
| ⭕️真琴 | 青木いつ希 | |
| 朱崇花 | 神姫楽ミサ❌ | |
| 第4試合 SEAdLINNNG BEYOND THE SEAタッグ選手権試合30分1本勝負 | ||
| <王者組> |
19分29秒 |
<挑戦者組> |
| ⭕️海樹リコ | 夏すみれ❌ | |
| 笹村あやめ | 雪妃真矢 | |
※第12代王者組が初防衛に成功。
| 第5試合 SEAdLINNNG BEYOND THE SEAシングル選手権試合30分1本勝負 | ||
| <挑戦者> |
27分32秒 |
<王者> |
| ⭕️Sareee | 中島安里紗❌ | |
※中島が4度目の防衛に失敗。Sareeeが第10代王者となる
【試合詳細レポート】 ※第4試合
夏組が握手を求めるも、リトベリは無視。すると夏組が奇襲攻撃し、2人をコーナーで踏みつけ。
夏はリコに対してマンハッタンドロップ。笹村にも決めて妖艶なポーズ。
早速、夏が2人に対してブロンコバスターを狙うが、セコンドの南月が阻止して会場はブーイング。夏と南月は小競り合いとなる。
夏は南月をエプロンに叩きつけて客席にホイップ。そのままブロンコを狙うが、南月は回避。
息を吹き返したリトベリは連係攻撃を夏に決め、ダブルドロップキック。笹村はボディースラム。リコもボディースラムを決める。
更に2人で交互に決め、リコが逆エビ。夏がロープに手を伸ばすも、その手を笹村が蹴り飛ばす。リコは夏をロープに張り付けにして背後からドロップキック。
リコがロープに走るとエプロンで雪妃がカット。リングインすると膝蹴りの連発からキッチンシンク。5分経過。
雪妃がサッカーボールキック。続けて変型アームブリーカー。なおも右腕を蹴り上げて腕固め。夏が登場し、腕を極めながら顔面を踏みつけ、変型サーフボードストレッチ。そのまま回転してのフォールはカウント2。
ブロンコを狙うが、リコが回避して笹村がドロップキック。リコはセカンドからミサイルキック。笹村が登場。夏にタックルからボディースラム。
出てきた雪妃をカニ挟みで夏に叩きつけ、2人まとめてダブルニー。夏の顔面に蹴りも連発。カウント2。
ロープに走ると、夏がカウンターでムチ攻撃。雪妃が登場し、フロントハイキックの連発からジャンピングハイキック。笹村はブレーンバスターを回避して低空ドロップキックからDDT。10分経過。
雪妃はカウンターで蹴り飛ばし、今度こそブレーンバスターを狙うガ、笹村が逆に投げる。リコはドロップキックを連発。ノーザンは耐える雪妃。
ならばとリコはスイングネックブリーカーから更にドロップキック。カウント2。
雪妃はキック連打からエルボー。そして複合間接技で更にリコの腕を絞り上げる。ロープ際のリコに対して雪妃がニーをブチ込む。
夏のフロントハイキックはリコが回避。その際にロープに股間を痛打した夏。更に雪妃もまとめてリコがミサイルキック。もう一発、夏にミサイルを叩き込むとノーザンライトスープレックス。カウント2。
リコがストンピングの連打からイグチボム狙い。回避した夏はドラゴンスリーパー。15分経過。
リコがエスケープ。夏はケンカキックからスープレックス。カウント2。
夏がコーナーに上がるが、ボディーアタックは自爆。リコがドロップキックからイグチボム狙いも、今度は雪妃がカット。
笹村と夏がエルボー合戦。そこに笹村も加わり、2対1の戦況。同時の串刺し攻撃を回避した夏は雪妃を呼び込み同時のフロントハイキック。
リトベリをコーナーに座らせた夏は満を持してブロンコバスター。夏＆雪妃が同時の蹴りを叩き込み、ダブルレッグドロップ。カウント2。
笹村は雪妃に名月販士ジャーマン。その笹村に夏がムチ攻撃。しかしリコが夏にドロップキック。夏はカウンターで首固め。カウント2。
リコが肩に担ぎ、笹村との合体攻撃を連発。カウント2。
最後はイグチボムで3カウント。
笹村 おい夏、雪妃、ただの下品な女だと思ったら、なかなかやるじゃーん。また相手してあげてもいいけど、あ、ごめん、追放かぁ。
もう二度とないけど、ありがとうございました。
リコ みなさん、これがSEAdLINNNGの女子プロレスですよね？
これからもリトベリの応援、そして防衛ロードを見届けていただけたらと思います。本日は防衛、見届けて下さってありがとうございました。
笹村 このあと中島安里紗対Sareeeを見に来たんでしょ？
いやいやいやいや、私達もめちゃくちゃ楽しみにしてるから、今以上の声援と盛り上がり、そこんとこ、ヨロシク。
※第5試合
ゴング後、しばらく見合った両者。続いてロックアップ。押し合いから中島がバックを奪い、Sareeeもバックを取り返す。
その後、リストの取り合いを経て中島がヘッドロック。脱出したSareeeもヘッドロック。中島は脱出して顔面蹴りを連発。
すかさずSareeeもドロップキックから脇固め。三角締めを狙うが、中島はレッグマフラーで切り返す。エスケープされると中島はなおも顔面を蹴り上げる。
Sareeeがエルボーを決めると、中島もエルボー。打ち合いとなる中、中島が連発。Sareeeをロープに振るとフロントハイキックからキャメルクラッチ。Sareeeは指を噛んで脱出。
中島は「バカタレ」と頭をはたき、エルボーからヘアホイップを連発。続けてケンカキックから顔面踏みつけ。アンクルホールドも決めるが、ニアロープ。
ならばとローキックから顔面も蹴り上げ、更に右足にフットスタンプ。ロープに固定してSareeeを痛めつけた中島は更に顔面への膝蹴りも連発。ロープに走ってケンカキックも決める。
もう一発狙うが、かわしたSareeeがロープを利用してアームブリーカー。その右腕にミサイルキックも放つと、更に蹴り上げていく。
そして右腕にフットスタンプから低空ドロップキック。ボディースラムを決めると、リバースインディアンデスロックから鎌固め。更に両腕も固めていく。
Sareeeは蹴りも連発し、アームブリーカーを連発し、ドロップキック。ジャーマン狙いは切り返した中島がカサドーラフットスタンプ。
だが、すぐにSareeeも同じ技で反撃。悶絶する中島。10分経過。
Sareeeが顔面蹴りを連発。立ち上がった中島は張り手。Sareeeも張り手。張り手の応酬から中島が連打。Sareeeはカウンターでドロップキック。そして張り手。
コーナーに上がったSareeeだが、中島はエプロンに落としてコーナーからDDT。場外では中島がSareeeを客席にホイップして椅子攻撃。
更に入場ゲートにSareeeを連れ出してダブルアームの体勢。だが、ここはSareeeがリバースし、馬乗りエルボー。中島も体を入れ替えて馬乗りエルボーを連発するが、再び切り返したSareeeがその場で腕十字。
カウント16の時点でSareeeは中島を鉄柱にホイップ。自身はカウント19でリングインしようとするが、それを阻止した中島がエプロンからミサイルキック。
リングに戻り、中島がミサイルキック。15分経過。
なおもミサイルキックを放つ中島。続いてのジャーマンはカウント2。
ドラゴンスープレックス狙いは切り返されたが、今度はスリーパーに移行。技を解いた中島は顔面蹴りを連発。Sareeeはエルボーからロープに走るが、中島がキューティースペシャル。カウント2。
コーナーに上がるとSareeeが起き上がり、追随。コーナー上の攻防ではSareeeがヘッドバットを連発し、雪崩式ブレーンバスター。ジャーマンもカウント2。
腕極めバックドロップもカウント2。
中島がエルボーを見舞うと、Sareeeはドロップキック。Sareeeは続けてもう一発放ってコーナーへ。ダイビングフットスタンプを決めていく。
もう一発狙うが、中島が起き上がり、今度はぶら下がり式フットスタンプ。場外で大の字となるSareeeに対してコーナーからもう一発フットスタンプ。20分経過。
リングに戻ろうとする中島を捕まえたSareeeは場外で投げっぱなしジャーマン。カウント18でお互いにリングインするとエルボー合戦。そこからSareeeが回りけりを挟んでエルボーを連発。
しかし、中島はカウンターのエルボーを決めて両者大の字。ダウンカウントが数えられる中、カウント8で起き上がり、中島がエルボーを連発。
大の字になるSareeeに対して、中島はなおも馬乗りになってエルボーを連発。そしてドラゴンスープレックス狙い。Sareeeが脱出するも、中島はだるま式ジャーマン。
再びドラゴン狙いはSareeeがエスケープし、カウンターで腕をキャッチすると、そのまま脇固めに移行。25分経過で残り5分。
更にSareeeは両腕を極めながら腕も捕らえる。しかし中島はエスケープ。すかさずSareeeは裏投げ。すぐに起き上がる中島にSareeeはなおも4連発。カウント2。
腕を決めてもう一発狙うが、脱出した中島がエルボーからカバー。カウント2。
中島のドラゴンスープレックスもカウント2。残り3分。
D×D狙いを切り返したSareeeは丸め込み。カウント2。
Sareeeがヘッドバットから変型裏投げ。遂に3カウントが入った。
勝負が決した瞬間、Sareeeはカッツポーズ。その後、両者大の字となった。
Sareee（Sareeeコールの中） クソ悪魔！ いや、中島さん、あなたとだったから女子プロレスを代表するような強さの象徴の戦いが今日出来たと思います。
あなたは正真正銘の強さの象徴。だけど私は今日勝ったんだよ。だから今日からはSareeeが女子プロ界の強さの象徴だ。
このベルトを巻いたからには私がもっともっともっと輝かせてみせる。このベルトを色んな景色、見せにいくから安心しとけ。
皆さん、今日は沢山の応援、本当にありがとうございました。私がこのベルトを巻けた事、本当に一つの人生の中の集大成だと思います。
本当に頑張ってきてよかったなって、心の底から今思います。私はこれからもこの女子プロレス界、もっともっともっと盛り上げていきたいし、私が思うプロレス道をここから歩んでいきます。
是非是非、目を離さないでください。そしてSEAdLINNNGさん、8周年、本当におめでとうございます。（中島に）最後、締めてよ」
中島（安里紗コールに対して） うるせえな（ニヤリ）。Sareeeが、こんだけボコボコに殴られる相手がいるなんて、こうやってボッコボコに負かしてくれる相手がいるっていうのはめちゃくちゃ幸せな事だと思います。
日本に帰って来てくれてありがとう。でもな、試合後は段取りっつうもんが一応めっちゃあるんだよ。周年だから全員上がって下さいっていうのが通例なんだよ。
参戦選手、いったん全員上がってもらっていいですか？（参戦選手がリングイン後）なんか関係ないみたいな顔してるけどさ、あ、上がって下さい。
まあ皆さん、安里紗コールしてもらいましたけど、負けて締めるなんて私には出来ないんで、社長、お願いしますよ。
南月 はい、死闘の後に自分がマイクを握らせて頂くのは大変恐縮なんですけど、8周年という事でお許し下さい。
いやあもう本当に、この時代に、こんなに熱い選手達、こんなに熱い戦いが存在するという事が、この業界にとっての宝だと思いますし、自分にとっても本当に新たな夢を見せて貰いました。本当にありがとうございました。
そして改めまして本日お越しいただいた皆さん、いつも本当にありがとうございます。自分達が2015年に旗揚げしてからここまで、山あり谷あり色んな事がありながら、それでもめげずに進んでこれたのは、ファンの皆さん、そして参戦選手の皆さん、関係者の皆さん、自分達と関わって下さる皆さんのおかげです。本当にいつも支えて下さってありがとうございます。いや、長くなっちゃう（苦笑）。一杯話したい事がある。短く。
とにかく、そうですね、生きていたら、辛い事も苦しい事も皆さんも沢山あると思うんですけども、そんな時はまたプロレスを見に来てください！
自分達はプロレスの力を信じています。そして、うちらはこれからも、うちらが信じる女子プロレスを、うちらが夢見た女子プロレスを、うちらが人生懸けようと思った、うちらが心を揺さぶられた、うちらが強くなりたいと願った、うちらの大好きな女子プロレスを、これからも伝えていきたいと思ってますので、9年目が始まるSEAdLINNNGも宜しくお願いします！
こうして最後は8周年の感謝を込めて、Let's Get d!!!で締め括った。
