プロレスの勝敗は3カウント(フォール)、ギブアップ、ノックアウト、レフェリーストップ、リングアウト、反則勝ち(負け)、セコンドからのタオル投入(TKO)によって勝敗が決する。
相手の両肩をリングに3秒間押し付ける
関節技などが決まった場合などに「ギブアップ」とレフェリーに伝えるか、2回マットもしくは相手の身体などを叩きタップアウト※して意思表示をレフェリーに伝える。
※タップ 直訳のまま「叩く」の意味で降参の合図として使用されています。
レフェリーが10カウントを数える間に立ち上がることができないでいること
レフェリーにより、これ以上の試合続行が不可能と判断した場合はレフェリーの権限で試合を強制的に終了することができる。
スリーパーホールドなどで締め技の場合は締められている選手の腕を上に持ち上げてチェックをし、3回腕が落ちると試合が止められる。
リングの外に出た時点からカウントが始まり20カウントが数えられるとその時点でリングに上がっている選手の勝ちとなる。両名がリング外にいる場合は引き分けとなる(両者リングアウト)。
反則行為をレフェリーによる5カウントを超えて行った場合や、レフェリーに暴行を働いた場合、セコンドの著しい介入があった場合、レフェリーの判断により試合の終了を宣する。(ノーコンテストという裁定もある)
セコンドがこれ以上試合の続行が不可能と判断した場合リングへタオルを投げ入れることにより試合を棄権することができる。(投げた方が負けとなる)
物を使った攻撃、顔への攻撃(フェイスロック※1、アイアンクロー※2は可)、
髪を掴む、拳を握っての攻撃(グローブ着用なら顔から上以外なら可)、
つま先での攻撃、爪での攻撃、噛みつき、チョーク※3攻撃、口から何かを吹きかける攻撃、ロープを接触させての攻撃、
複数による攻撃、コーナーでの攻撃、エプロン※4での攻防、肘での攻撃
プロレス技の一つで日本名は「顔面締め」と言います。
腕を相手の頭部から回し、顔面を締め付けることで圧迫によるダメージを与える技です。
プロレス技の一つで正式名称はブレーン・クローと言います。
手のひらで相手の顔面を掴み、指の握力で締め上げる技です。
アイアンクローの名称は開祖であるフリッツ・フォン・エリックの異名として定着したものです。
首・喉など相手の気管を圧迫する攻撃名称です。
リングの外に突き出た部分をエプロンと呼びます。
○タッチロープ※1を握ってない場合のタッチ(リング内でのタッチは不可)
○ロープエスケープ※2は手首、足首より上までロープにかけなければダメ
○エスケープをする場合はサードロープのみ可能
○指を2本以下で取りキメるのは反則、3本以上はフィンガーロックとして認める
○場外カウントは、選手の身体がロープを完全に越えてリングに入ったところでストップされる
赤コーナーと青コーナーそれぞれにロープがついています。
タッグの場合はそのロープを握ったうえでのみチェンジが認められます。
関節技などが決まった場合一番下のロープを触れることによって技を解いてお互いが離れることをレフェリーに要求されます。
上記のルールに加え、南月たいようがレフェリーを務める「ハイスピードマッチ」では以下のルールが付け加えられる。
○投げ技、打撃などにより倒れている相手、横になっている相手にはロープ1往復してからでないとフォールは認められない。
○その場の丸め込み技、関節技に関してはロープワークなしでもフォール、ギブアップが認められる。
○全てのカウントは高速。