contact

カテゴリー

2019年04月19日

4.12新木場・メインイベント

5、30分1本勝負
○中島安里紗(19分50秒、D×D)コマンド・ボリショイ●
 
中島安里紗とコマンド・ボリショイの5度目のシングル対決。過去4回の対決はいずれもドローに終わっている。PURE-J4・21後楽園でボリショイが引退するため、これが最後のシングル。中島はラストチャンスでボリショイ越えを果たすことができるのか!?
 
中島はビヨンド・ザ・シー・タッグのベルトを持って登場。ボリショイの前に立つその目には光るものが……。
 
ゴングと同時に「ボリショイ」コールが沸き起こる。ロックアップからリストロック、ヘッドロックの攻防に力が入る。力比べの体勢からグラウンドへ。そこからボリショイがアルゼンチン・バックブリーカー。そして「生意気なんだよ!」とキャメルクラッチで捕獲する。
 
かろうじて脱出した中島がダブルアーム・スープレックス3連発でお返し。キックアウトされると腕十字へ。堪えられると、対角線にハンマースルー。これを切り返したボリショイがブラ下がり腕十字。さらにロープ越しのバックブリーカーで絞り上げる。
DSC09277
DSC09313 
耐えた中島が走るも、ボリショイがワキ固めで捕獲。中島もストレッチ・マフラーホールドに切り返し、形勢逆転。さらに取り返したボリショイがジャベ。中島がブレイクして今度はアンクルホールドへ。攻守が二転三転するなか、ボリショイはヒザ十字を狙うが、切り返した中島がジャーマン。キックアウトしたボリショイがワキ固め。中島は叩き付けて脱出する。

すぐにコーナーに向かった中島がミサイル発射。カウント2。今度はボリショイがワキ固め、619、ボリショイ式ワキ固めへ。崩れるとグランド卍固めで絞り上げる。ブレイクされるとジャーマン。さらにストレッチプラム→チキンウイング・アームロックで捕獲する。
 
腕をロックされたままジャーマンで脱出した中島。ボリショイのカブキ直伝アッパーブロー、中島のエルボー弾が乱れるなか、中島が先にダウンを奪う。ダイビング・フットスタンプで追い打ちをかける中島。
DSC09558 
このピンチをしのいだボリショイは手つなぎ掌底でダウンを奪い返す。さらにカウントの途中で投げっぱなしジャーマン。ピコニースマッシュで追撃する。だが2発目は中島も回避。
 
エルボー弾で仕掛けた中島がキューティースペシャルでカウント2。ドラゴンSHもカウント2止まり。ムーンサルトプレスも返すボリショイ。ならばと、もう一度ドラゴンの体勢に入る中島。ボリショイはロープを掴んで回避しようとしたが、引き戻した中島がD×Dにつなげて、ついに3カウント! ボリショイから初勝利を奪った。
DSC09635 
DSC09706

◎エンディング
ボリショイ「安里紗、今日はどうもありがとう。今日で私と中島、決着がついて、私は完敗しました。中島の執念と、そして常日頃の努力を試合を通じていつも感じています。本当に強い後輩でいてくれてありがとう。一つ、今日が最後だとさんざん言ってきましたが、私の引退の日は4月21日、後楽園ホールで。中島があまり対戦したことのないボリショイ・キッドも出ます。ボリショイ・キッド引退記念バトルロイヤル。最後は、このままじゃ気が済まないので中島安里紗やっつけて晴れ晴れしくプロレスを卒業していきたいと思います。だから4月21日、あけといて」
DSC09733 
中島「ボリショイさん、本当に(涙声)、あー……。わからないどうしよう。引退前、時間がないなかで私と闘ってくださって本当にありがとうございました。ボリショイさんがいなければ、自分はもうプロレスをやっていないと思うし、本当にたくさん迷惑かけてごめんなさい! 本当にありがとうございました!! 引退までケガなく、21日もう1回ぶっ潰すんでよろしくお願いします! はい、えー。わからない……。今日は本当に最後の闘いを見に来てくれてありがとうございました。自分はいまSEAdLINNNGですが、ボリショイさんに教えていただいたこと、JWP魂を忘れずに、必ずもっともっと強くなって、もっとデカくなって、ボリショイさんに『中島安里紗ここにあり』っていうのを示していくんで、みなさんも、ボリショイさんも、これからもよろしくお願いします! すみません、それと4月28日、自分のプロデュース大会なんですけど、まだ何も発表されていません。やりたい選手いっぱいいます。30歳になって、これからよくわからないんですけど、やりたい選手、高橋奈七永!(ボリショイがリングを降りようとすると)ボリショイさん、まだいてください。高橋奈七永と私はシングルがしたい。高橋奈七永とも闘いたい。けど、もっと闘いたい選手もいっぱいいる。やりたいタッグもいっぱいある。とにかく4月28日、高橋奈七永とシングルがしたい。それだけは覚えておいてください」
 
奈七永「シングルやるのはかまいませんよ。4月28日のプロデューサーは中島だから。でも、高橋奈七永ともやりたいっていうのは気にくわねー! 中島らしくないじゃん。一つの道を突き進む中島らしくないと思いません? ボリショイさん!」
 
ボリショイ「調子いいのが中島」
 
中島「やっぱりボリショイさんはなんでもわかってくれる! とにかく! 4月28日、覚えておけよ。お前ともやるし、アイツともやるし、アイツともやるし、アイツともやる! みなさんぜひ4月28日楽しみにしておいてください。今日はボリショイさん、最初で最後、SEAdLINNNG一緒に締めていただいていいですか! 自分、肩がボリショイさんのせいで痛いんで。みなさんもよろしいでしょうか、一緒に。知ってるよね? 立てる方、立っていただいてもいいですか! 最初で最後なので」
 
ボリショイ「いくぞー、Let’s get d!」
 
中島「ありがとうございました!」

 

◎中島バックステージ
中島「今日はホントにボリショイさんと最後のシングルマッチということで、入場してから試合が始まるまでに『あっ、最後なんだ』って実感が湧いてきて、ちょっと泣きそうになったりもしたんですけど、試合が始まったら絶対に負けたくない相手だし、ボリショイさんの土俵の試合になって、悔しさや超えられていないと思う部分もあって。でも最後に3カウントを取って勝てたんで、今日の悔しさも嬉しさも感謝も全部心に刻んでこれから闘っていきたいと思います」
 
——ロープワークのない2人ならではの闘いになったが?
中島「やってていっぱいいっぱいでしたけど、ボリショイさんとのこの闘いは本当に唯一無二で、私も普段こういう闘いというのはなかなかないので。でもやっぱり好きなスタイルでもあるし、これからもっと磨いていきたいですね。こういう闘いもできるというところを」
 
——印象に残ってる思い出は?
中島「えーっ、いっぱいありすぎますね…。本当に毎日一緒にいて、ボリショイさんには何でも話せて、先輩と後輩ですけどホントに姉妹みたいな相手だったので。自分がデビューしたばかりの頃のアップで、レスリングでボリショイさんが相手してくださって、まだ本当にデビューして1カ月くらいの頃だったんですけど、負けて自分が大号泣したという話をボリショイさんがいつもして下さってて。『デビューしたばかりの子が何十年もやってる私に本気で勝とうとしてるのがおもろいわ~』っていつも言ってて。でも、練習生が私に負けて泣いてるのを見て、ボリショイさんの気持ちが今わかったりして、これからも『ボリショイさんはあのときああだったんだろうな』ってのがこれからたくさん出てくるんだろうなって思うことが…。(涙声になり)まだまだ全然わかってないんだなって、ボリショイさんの気持ちが。どんな思いで私のことを見ててくれたのかとか。でも、それをこれから私はたくさん知っていきたいし、同じことを後輩に返していかなきゃいけないなと思います」
 
——ボリショイ・キッドとの対戦も決まったが?
中島「あんまり試合したことがないんであんまりわからないんですが、もう一回やり合えるんで。キッドでもコマンドでも、私はもう一度今日と同じようにやってやりますよ。今日と同じように3カウントを取って、スッキリ送り出したいと思います。やり返させません! 」
 
——プロデュース興行の相手には奈七永を指名したが?
中島「言いましたけど、いろんなことをやりたくて、いろいろ組みたい相手もいる。でも、シングルのベルトを巻いている高橋奈七永とシングルがしたいっていうのはずっと思っていたことではあるので。こうやって一番の師匠であるボリショイさんとの最後のシングルマッチを終えて、30歳になって、この平成の最後に闘う相手はやっぱり高橋奈七永だなって。昔からやりたいってずっと言い続けて、高橋奈七永と闘ってSEAdLINNNGに入って、シングルをやりたいと思いました。私のプロデュース興行なんで、他の人の気持ちなんて知りません! 私がやりたいようにやります!」
 

◎ボリショイバックステージ
——最後のシングルマッチだったが。
ボリショイ「うーん、なんか入場のときに、『show me heaven』をかけてきて、コノヤローっと思って、なんか泣いちゃいますよね。いろんなことを思い出して、中島に合う曲はどんな曲かなって。あれ、私が探した曲で退団してもしばらく使ってくれてたのに、しばらく会わないうちに違う曲に変わってて……。完全に離れたんだなと思ってちょっと寂しかったら、今日、その曲かけてきて、ズルイと思って。ちょっと感極まったんですけど、だけど、やっぱり中島の隙のない動きで、泣いてる場合じゃなかったですね」
 
——2人ならではの攻防だったが。
ボリショイ「はい。そうですね。中島との試合は凄く大好きだし、ずっと闘っていたいと思うし。なんか中島みたいな暴れ馬みたいな、言うこときかないような、クセのある、そんな子がいたから、私はその子を育てるために私も強くならなきゃいけなかったし、本当に感謝しかないです」
 
——最後はもう1回、ボリショイ・キッドで。
ボリショイ「そうですよ。やり返しますよ。今日の借り返さないと、なんか負けて終わっちゃー、やっぱりね。最後はボリショイ・キッド引退記念バトルロイヤルという形で私にゆかりのあった選手に集まってもらって、ボリショイ・キッドとしての最後の試合をやることになりました。これからいろんな選手にオファーをかけていってるんですけど、中島にもそこに参加してもらって、あまりボリショイ・キッドと対戦したことないと思うんで、また闘えて嬉しいです」
 
——最後に声をかけるとしたら。
ボリショイ「声をかける、中島に? 中島は……正直、本人もそうだと思うけど、いまのポジションで満足してる選手ではないし、彼女にはセンターが似合うし、センターじゃなきゃいられないのが中島安里紗だと思うし、三番手に落ち着いている選手じゃないと思うし、だから私はまだまだ中島がこれから進化すると信じてます。楽しみです」
 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
株式会社 SEAdLINNNG
http://seadlinnng.com/
住所:神奈川県川崎市川崎区砂子1-5-8
第一諏訪ビル502
TEL:044-201-1341
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ヤシの木